忙しいお子さんや、引っ込み思案なお子さんに代わって、親が婚活をする「代理婚活」が盛況です。
「親には口を挟んでもらいたくない」と思うかもしれませんが、再婚に理解のある親御さんなら、サポートをお願いするのも選択肢の一つです。

1970年ごろまでは、お年頃の娘や息子を持つ知り合いを探しては、ご縁をつなごうと東奔西走する世話好きな人が地域や親類の中に必ずいて、結婚話や再婚話は、まず親に持ち込まれるのが普通でした。
縁談の世話をする人は仲人と呼ばれ、縁談のお相手を5割アップぐらいで紹介することが多かったので、「仲人口」なんていう言葉もできたくらいです(※結婚式で媒酌を務める通称〝仲人さん〟は、正式には媒酌人といいます)。
ご近所づきあいが昔ほど密ではなくなった今は、結婚相談所が世話好きな仲人さんの役割を果たしていますから、親の代理婚活というのは、ある意味、昔のスタイルに戻ったといえるかもしれません。
大手の結婚相談所の中ではブライダルネットが「親御様結婚相談会」という本格的な代理婚活のプログラムを設けています。
独身の子供を持つ親同士の交流を通して出会いにつなげていこうというもので、首都圏で毎月、開催されています。
入会金や会費は必要なく、費用は交流会の参加費だけ。お見合いの設定は別途料金が必要ですが、成婚料はかかりません。
親向けの代理婚活に特化した専門相談所もあります。
「婚活サポート親の会」と「ひまわりの会」は、それぞれ東京・大阪・名古屋で親向けの結婚相談会や交流会を開催。
会費や成婚料はなく、交流会への参加料金だけですみます。
代理婚活とは少し違いますが、結婚相談所大手のツヴァイはサービス内容を紹介する「親御様向け無料説明会」を全国で開催。ノッツェも親向けの同様の説明会を開催しています。
代理婚活で忘れてならないのは、親御さんの役割はあくまでも「きっかけづくり」だということ。
結論を出すのも、結婚するのも自分自身です。
「親の決めた相手だから」という気持ちがどこかに残っていると、支え合っていい家庭を築こうというモチベーションも低くなってくるものです。
代理婚活を成功させるには、再婚してどんな家庭をつくりたいのか、明確なビジョンを持ち、親御さんともよく話し合って意思の疎通を図っておくことが重要です。
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